私たちの身体の80%は、水分であると言われています。
汗を大量にかくと、身体の中の水分がどんどん失われていきます。
したがって水分補給が必要になってくるのですが、だからといって水分を摂りすぎすぎると却って食欲がなくなり夏バテの原因になってしまいます。ここでは、正しい水分補給の仕方について述べたいと思います。
水分補給に効果的な飲み物は何でしょうか。飲み物といえば、お茶やジュースやコーヒーなどを思い浮かべる人が多いでしょう。もしくは、仕事帰りの一杯(ビールなどのアルコール)でしょうか。実は、どれも水分補給にはNGなのです。
また、ジュースは甘いので、飲んでもすぐ喉が渇き、また飲みたくなるというのを繰り返し、糖分の摂り過ぎになってしまいます。
スポーツドリンクなども糖分が多いので同じことです。
水分補給に一番効果的なのは、水なのです。
また、水分補給には適温があります。暑いと、どうしても冷たい状態で飲みたくなりますが、
一番良いのは、あたたかい飲み物を少しずつ飲むことです。
冷たい水を一度にたくさん飲むと、身体に吸収されにくく、胃腸が冷えて消化機能が低下し、夏バテの原因になるのです。
>最後に、水分補給は、いつでもどこでも水を飲めばいいというものでもありません。身体に必要な水分が満たされたら、余分な分は、汗や尿として排泄されます。
水分補給は、一日8回、1回につきコップ一杯の量が目安です。
タイミングとしてはいい時間
- 起床時
- 朝食時
- 10時のおやつタイム
- 昼食時
- 3時のおやつタイム
- 夕食時
- 入浴後
- 就寝前
特に、起床時や就寝前には水分補給を忘れがちですが、睡眠中も汗などで水分が失われているのです。 失われた水分をしっかり補うようにしましょう。また、炎天下にいたり、運動した後だったりで「暑い」と感じたら喉が渇きます。
これは、体内の熱を放出するために吹き出た汗によって失われた水分を、「早く補給して」というSOSです。
そのようなときは、すぐに水分補給をしましょう。
このように、効率よく水分補給することによって、脱水症や熱中症を防ぐことができます。
また、人間の身体にとって大事な水分を意識して摂取することで健康を維持し、夏バテを解消できるのです。